お金の借り入れをするならおまとめローン
ローンには様々な種類があり、複数の金融機関からお金の借り入れを行ってしまうことがあります。
このような場合返済期日が異なっていることが多く、返済期日を間違えていたということも起きやすいです。返済期日を間違えたために振り込むのを忘れた、などのことが起きないようにするにはお金の借り入れ先を統一することが大切です。
3社など複数の金融機関からお金の借り入れをしている場合、借金を一本化することができます。
このような仕組みをおまとめローンと言い、2社以上から借りている人向けのものになります。
通常総量規制がかかっており、年収の3分の1までしか借りることはできません。
ですがおまとめローンの場合は総量規制の例外貸し付けとなっていることが多いです。
審査によって異なるものの年収の3分の1を超えてしまったとしても金額を1つにすることができる可能性があり、金利が抑えられるほか信用情報の整理もすることができます。
複数の金融機関から借り入れを行い返済できない状態になると多重債務者になってしまいますが、まとめることによってこの状態がリセットされ、1社からのみ借りている状態になります。
信用情報が整理されることによって今後のローンの申し込みもしやすくなるメリットがあります。
おまとめローン金利が低いことが多い
おまとめローンを利用しお金の借り入れを一つにした場合、管理がしやすい、信用情報を整理できるメリットの他、返済負担を軽減できるメリットがあります。
貸金業者が守らなくてはならない利息制限法により金利は決まっており、50万円を2つの業者から借りた場合、上限の金利は18%となってしまいます。
ですがお金の借り入れを一つにし、100万円を1社からのみにすると上限は15%になるなど金利が低くなることが多いです。
カードローンは、金利は残高が大きくなればなるほど下がるのが原則となっており、お金の借り入れ先を一つにし借入残高を大きくすることで金利が低くなる仕組みになっています。
そのため毎月の返済の負担が軽減され返せないという状態を回避することができるので、まとめた方が良い状態になります。
なお借入先があまりに多いと返済能力が超えていると判断され、審査に落ちてしまうことがあります。
またもともと借りていたローンよりも新しく借りたローンの金利の方が高い、もしくは同等であると、金利は下がりません。
ローンは銀行や消費者金融、ノンバンクの金融機関となるので、契約する際には新しいローンの金利が低いかどうかをきちんと把握することが大切になります。