イベント賞品として、何かの商品の1年分というのがよくあります。
お米1年分とか、ビール1年分、あるいはガソリンなどというものもイベント賞品としてよくあるものでしょう。
ちょっと変わりだねのイベント賞品として、航空券1年分というものもあります。
飛行機に1年間乗れるというイベント賞品です。
お米とかビールなどでは、1日に消費する分量を決めた上で、それに365を掛けて1年分を算出するのですが、航空券の場合は一体どうやって1年分を計算しているのでしょうか。
これには2種類の考え方があるようです。
一つは、だいたい最大限どれくらいの頻度で飛行機に乗るかを
見積もり、それを1年間繰り返すとして計算する方法です。
例えば、単身赴任をしているような人であれば、
毎週飛行機で往復するというような人もいるでしょう。
1週間で2回乗るわけですから、1年を52週とすれば
104回です。つまり、104回分のチケットをイベント賞品として
プレゼントするという方法です。
もう一つは、鉄道の定期券と同じような考え方をします。
定期券は、その期間内であれば何度乗っても構いません。
普通は1日一往復でしょうが、別に二往復しても三往復してもよく、
値段は常に一定です。
飛行機の場合、一般にはこのような形での定期券は
発売されていませんが、イベント賞品という意味では
用意することが可能な場合があります。
いずれにしても、どの区間に対応したチケットにするのかは
また別に考えないといけません。