「資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告」(2019年)よるとでカードローンは趣味の為お金を借りてる?-おカネの拠り所

借り入れに目的では趣味やレジャーがトップ

 

「資金需要者の現状と動向に関する結果報告」(2019年)は、カードローンなどを利用した資金需要者の借入行動の実態や、借入に対する意識などを明らかにすることを目的にして、インターネット調査方式で実施されました。調査対象は、調査会社が保有する全国18歳以上のインターネットモニターで本調査では2500人を対象に実施されています。

 

カードローン

男女比では63.5%が男性を占め、年代別では40代がトップで24.8%ついで50代の20.9%、30代と60代はほぼ同じ(20%ほど)で続きます。
年収を切り口にみると、100万円以下と収入が低い方のカードローン利用が多い(2位)という結果が出ていますが、トップは年収300万円から500万円が1位です。借入に至る背景に着目すると、支出の増加や収入の減少などの理由が2割未満であるのに対して、支出の先取り(旅行や物品購入によるもの、将来の収入増加を見込んだ支出)が4割前後を占めるという状況が明らかになりました。

その結果、この調査ではカードローンの使用用途第1位趣味とレジャーというデータに反映されているようです。世代別では特に30代以下での傾向が顕著になっています。

食費が2位なのは苦しい懐事情を反映しているのか

 

「資金需要者の現状と動向に関する結果報告」(2019年)では、カードローンの使用用途第2位食費という事実も明らかになっています。

趣味がいい

食費は1位の趣味とレジャーと同様支出が増加しています。
食費は日常生活の中ではなかなか削減できないものです。だからと言って食費に投入する金額には経済的にも身体的にも限界があるので、ある程度の枠内に収まる費目と言えます。

もちろん育ち盛りの子どもがいる家庭では成長に伴って食費が増加する傾向があるのはたしかです。
そのような事実を踏まえても、カードローンを利用して食費に充当しているという事実が明らかになっているのは輸入食材の高騰や国内生産地の不足などによる食料価格の上昇が慢性化していることも関係している可能性があります。

現に同調査では、カードローン利利用者が日常生活において抱えている不安も明らかにしており、第1位は「金銭面での不安」で59.7%と最も多く2位が「健康面での不安を感じている」(46.7%)という結果が明らかになっています。

金銭面での不安が高ければ、食費でも安い食材で妥協しなければならないこともあり健康面での不安をもつこともそれなりに理由があるといえそうです。